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丁寧な家庭菜園を目指して!

ひろっち

安いホームセンターの培養土でもOK!プランター菜園向けカスタム土作りのススメ

こんにちは、ひろっちです。
家庭菜園をやっていると、「培養土って意外とお金がかかるなあ…」って感じたこと、ありませんか?

私も最初は高評価の培養土を買っていましたが、毎シーズン続けるとなるとコストが気になるところ。そこで最近は、安いホームセンターの培養土をカスタムして使うスタイルに落ち着いています。

今回はそのやり方と、野菜がしっかり育つための適度な配合の目安を紹介します。


安い培養土の特徴と弱点

ホームセンターでよく見かける安価な培養土(25Lで300~400円くらいのもの)は、主にバーク堆肥やピートモス、ココピート、パーライトがベースになっていて、見た目はフカフカで悪くない感じ。

でも実際に使ってみると…

  • 水はけが悪い
  • 肥料分が少ない(元肥入りでも弱い)
  • 病気や虫が心配(未熟な有機物が混じってることも)

といった点が気になります。なので、少し手を加えてやるだけでかなり使える土になります。


カスタムの基本配合(プランター向け)

安価な培養土をベースに、以下のようにブレンドするのがおすすめです:

【カスタム配合の目安(10Lあたり)】

  • 安価な培養土:6〜7L
  • 赤玉土(小粒):2L
  • パーライトor燻炭:1L
  • 腐葉土:1L(または完熟堆肥)
  • 石灰:10〜20g(苦土石灰がおすすめ)
  • 元肥(有機 or 化成肥料):適量(※肥料のパッケージにある使用量を参考に)

※トマトやナスなど実をつける野菜は、元肥をやや多めに入れてもOK。


ブレンドのポイント

  • 赤玉土で通気性と排水性をアップ。根が元気に張るためには欠かせません。
  • バーミキュライトやパーライトで水はけと保水性のバランスを整えます。
  • 腐葉土は土に微生物を増やして栄養の循環を良くする効果あり。完熟のものを使いましょう。
  • 石灰で土壌の酸度調整(pHの中和)。とくにピートモス系が多い培養土は酸性寄りなので、入れておくと安心。
  • 元肥は野菜のスタートダッシュに重要。速効性+緩効性の肥料をブレンドするのもアリです。

こんな野菜におすすめ!

  • プランターで育てる定番:ミニトマト、ピーマン、ナス、シシトウ、レタス、春菊など
  • 根菜類よりは葉物・果菜類向きの配合です。※ダイコンなど根が深くなる野菜は、もう少し軽めに調整を。

まとめ

市販の高価な培養土を買わなくても、安価な土をベースにちょっと手を加えるだけで、プランター菜園にピッタリの土が作れます。

自分なりの配合を少しずつ試しながら、毎年アップデートしていくのもまた家庭菜園の楽しみのひとつ。ぜひ、今シーズンは“カスタム培養土”でチャレンジしてみてくださいね!


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若冲と国芳のパパ ひろっち
若冲と国芳のパパ ひろっち
狩りのできない猫
49歳おじさんの独断と偏見で気ままなことを書いてます。猫、DIY、家庭菜園。 座右の銘『のんびりぼちぼち』
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